乱雑な書棚

参考書を紹介します。普通の本屋さんで手に入るようなものを松浦の主観で選んでいます。オーソドックスなチョイスとは言えません。順番もランダム。少しづつ書き足す「予定」です。

  • 「物理科学のコンセプト」(全9冊) P.G.Hewitt, J.Suchocki, & L.A.Hewitt著、小出昭一郎監修 共立出版株式会社 各巻2000円前後
    1.力と運動
    2.エネルギー
    3.流体と音波
    4.電気・磁気と光
    5.物質の構造と性質
    6.物質の変化
    7.地球の構成と活動
    8.地球の歴史と環境
    9.星と宇宙

数式をあまり使わず、身の回りの自然現象を物理の概念によって理解していく、素晴らしいシリーズです。分かりやすく丁寧に書かれています。中学・高校くらいでこんな本に出会っていたら、もっと勉強が楽しかっただろうな、視野も広がっていただろうな、とちょっぴりくやしい。

  • 「物理なぜなぜ事典」(全2巻) 江沢洋・東京物理サークル編著、日本評論社、各巻2500円くらい
    1.力学から相対論まで
    2.場の理論から宇宙まで

高校の先生方が多く執筆しておられ、論文のレベルのものも多い、本当に素晴らしい本です。先生が読むくらいのレベルかもしれないが、物理に興味のある人なら中学・高校生くらいにも薦めます。すぐに分からなくとも、勉強が進んでいく過程で、時々紐解いてみると目からうろこが落ちることが多いのでは。

  • 「地震・プレート・陸と海」 岩波ジュニア新書92 深尾良夫著 岩波書店 700円

ジュニア向けでやさしい言葉で書いてある。でも地学の本質が書かれてあり引き込まれます!高校のとき、地学でこんな本を学んだら地球物理学を志しちゃう人がどんどん出てくるだろうな。地球のことなのだから、誰だって好奇心をそそられる分野じゃないか!

  • 「形の科学  複雑系−物理・生物から経済まで」  武田 暁著  裳華房 1997年

これは本当に勉強になります。専門課程の授業ができるなら、私はこれを教科書の候補にします。

  • 「ファインマン物理学」 (全5巻) ファインマン、レイトン、サンズ著  岩波書店 3000〜4000円くらい
    1.力学
    2.光 熱 波動
    3.電磁気学
    4.電磁波と物性
    5.量子力学

著名な講義集。上級。じっくり学びたい人向きだが、とりあえず持っていてもいいのでは?ファインマンは物理学のハッカーなんだなーとつくづく思います。