ポケットpHメーターでいろいろな液体のpHを測ってみよう

持ち運びできる簡易なpHメーター。熱帯魚を飼育してる人が使うようなやつだ。
これで身の回りの飲料、溜まり水そのほか興味を持ったもの何でも酸性・中性・アルカリ性を見てみよう。
測定範囲	0.0〜14.0 pH
測定精度	±0.2 pH
使用液温範囲	0℃〜50℃
標準液による校正
pH7の標準液を小さいプラスチックビーカーにいれて、pHメーターの電極を浸す。
ドライバーでオフセットトリマーをまわして、表示値を調整する。
調整後は水道水の流水を電極にかけて標準液を落とす。
(標準液が電極表面に残っていると正しい測定ができない)
電極は薄いガラスでできているので割らないように気をつけよう。
測定対象
液状で、洗い落とせるものであれば何でもOK。
次のような場合には、あらかじめ先生と相談してください。
1)尿など。
2)特に不潔なもの。
	衛生処理を考えることも実験のうちです。
3)糊のように粘着性のもの、あるいはゲル状のもの。
	そのままでは電極に張り付いてしまう。
4)牛乳などを室温において腐敗させる場合など。
	微生物の増殖、栄養物の分解などに伴うpHの変化が調べられる。
	保存場所、期間、いつ測定するか等相談しましょう。
5)固形物、土壌など。
	そのまま電極を当てても測定できません。
6)その他、「うーん、これはどうかなあー。」と感覚的に感じたら先生と相談してください。
電極の洗浄
一度測定する毎に電極をよく洗います。
通常は水道水を十分にかけて洗い落とせばよい。
汚れが落ちにくいとき、粘性の高い溶液、蛋白などガラスに張り付きやすいものを含む溶液を測定したとき。
洗剤を薄めてガーゼ・ティッシュペーパーなどに含ませ、電極表面を拭きましょう。
この時、指で直接力をかけてこすらず、ガーゼ等でなぞるようにしよう。
その後水道水を十二分にかけて洗剤を落とします。
場合によってはエタノールをガーゼ等に含ませて拭きます。
これ以上の洗浄はこのメーターではちょっと危険かな?
測定手順
始めに標準液で校正しておこう。
液温を一定にそろえるか、少なくとも液温を測定しておこう。
液温によってpHの値がどう変化するかも課題になる。
(ただし、このメーターは測定温度範囲がやや狭い。)
測定液に、メーターの電極部を水位レベルの線まで浸す。(水位線より上まで液体に浸すと故障する)
ゆっくり攪拌して電極表面と液体をなじませよう。
測定表示値が安定したらそれを記録しよう。
安定しないような試料の場合、一定時間間隔で値を記録してみよう。
測定を繰り返して、値や時間変化に再現性があるか調べてみよう。
一回測定するごとに必ず電極を洗浄すること。
慎重な人は時々標準液で校正が必要になっていないか調べる。
翌日などにまた測定を繰り返したいときは、電極を蒸留水に浸して保存しておこう。
その場合も再校正は必要です。

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