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かたちを科学しよう


なぜ?

 私達は日々様々なかたちを目にし、その形を知らず知らずのうちに区別したり似ているものとみなしたりして物事を判断しています。私たちの身の回りは単純なものから複雑なものまで実に様々なかたちであふれています。
 自然の探求や,技術的な研究の場においても,物の形はしばしば大切なテーマになります。結晶や地形の形成や、生物の様々な器官から個体や生物集団の動きのかたちまで,その例は数え切れません。

 かたちとは、円や三角形のような文字通りの形をなす前に、いくつかの要素からできていて,それらが様々な配置をとっている対象なのだといえます。 そんな風に考えると、かたちは化学や物理などといった科目や、多様な専門領域を超えた共通のことば、共通のアイデアの世界なのだと分かります。

 誰でも幼いころからいろいろな形に心ひかれます。その気持ちのままに、いっしょに、かたちの多様で深い世界を旅してみませんか。 

 ウェーゲナーは、南北アメリカとアフリカの海岸線の形に着目して、大陸移動説を唱えました。それが、今日のプレートテクトニクス、そしてマントルの対流によって大陸の移動や火山活動を説明するプルームテクトニクスに発展しています。
  古くは、惑星軌道について法則を発見したケプラーがいます。ケプラーは立体幾何学を大変に好み、それをもとにした宇宙モデルを提唱しております。実は、このモデルが惑星運動の法則の発見につながったのです。今後も、形に対する興味が大きな発見のきっかけを与えるかもしれません。

形の科学会

 形の科学会は、形の科学研究に興味を持つ人の交流と研究の促進のために作られました。まだまだ比較的小規模な学会ながら、自然科学・工学・医学・地理学・人文科学・芸術学をはじめとする様々な領域の研究者や、デザイン・造形・建築などに携わるクリエイターなど様々な領域で活躍する会員で構成されています。

形の科学会は、次の4つの分野からなります。これらが互いに関連し、形の総合的な理解を目指します。

(1)空間の性質:      多角形や多面体の性質、空間の分割や充填、結晶、準結晶、細胞配列、地域などを研究します。
(2)形態形成の機構:   物理学、化学、生物学、医学、地形学、等の現象における、形の生成機構を研究します。
(3)形の計測:       形の計測、画像解析、ステレオロジー(2次元断面から3次元形を再構築する技術)などの技術を研究します。
(4)造形、アートへの応用: 建築、都市工学、アート、デザイン等へ形の研究を応用します。

 

形の科学入門講座

高木隆司氏原著(『形の科学会誌』連載論文)のWeb版
このコンテンツは、原著者の許可を得て、オリジナルをWeb用に部分的に改変しています。

1. 形の科学とはなにか (Web化開始) 形に関する用語
形の研究ハイライト
形の科学の枠組み
   
   

 形の科学会に興味を持たれた方は、こちらのホームページをご覧下さい。
形の科学会HP: http://wwwsoc.nii.ac.jp/form/
形の科学会事務局HP: http://nkiso.u-tokai.ac.jp/phys/matsuura/form/