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粒子の質量について
By:nbsano粒子(中間子やレプトン)の質量の数値は基本質量(中性子、陽子、電子)と光の定数によって
表現できると思います。その中にその質量のもつランクという解釈が必要ですが。
Me,ρ,K+の間の関係、B0とB+の狭いエネルギー幅はどのように表現されるかといったこと
を示したいのですがだれも話をきいてくれそうもありません。25粒子の表現式とその相互関連を
確認するテストチャートを持っています。
下記のホームページにて粒子の質量の数値に対する表現式(相互関連)を開示しています。
よろしければお立ちよりください。その中のランクと質量比の項目を確かめてみてください。
 http://www7b.biglobe.ne.jp/~dse96978/
Date:2010/06/23 11:48:42
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無題
By:kikuさっきの者です。質問書き忘れてしまいました。

質問は風があって音源も人も動いてる時の音波です。
空気という媒質が動いてるのにどうしてドップラー効果みたいなのが働かないのでしょうか。

たとえば川上からある地点の人のところまで舟が流れてきたとき、舟は川の流れの分だけ早くひとのところにつきますよね?
このときの川の流れは風と同じなのではないのですか??
こういう考え方自体間違っていますか??
よろしくお願いします。
Date:2010/05/28 13:03:53
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ドップラー
By:kikuこんにちは。
はじめて質問させていただきます。

Date:2010/05/28 12:59:50
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写真の光芒
By:PACMANこんにちは、PACMANと申します。
写真の光芒につきましてご質問させていただきます。
何時も回折の干渉ではと適当に考えていますが、絞りの一つの角から反対方向に伸びる直線になりますね。必ずこのような直線になるのと、その以外にならない(非常に弱い)説明はできません。教えください。
また強い光源だけではなく全ての結像点から同じような光芒が出ますが弱くて見えないだけとも考えられますが、そのエネルギーのロス(分布)はどのようになるでしょうか。
絞りは全て直線で(特例として丸いものも)、枚数は5〜9枚(稀に10、11枚のものもあります)として検討したいと思います。
宜しくお願いいたします。
Date:2010/04/05 19:27:13
[この記事への返信]

有効数字
By:にし◎いきなりですが
A 10.0gの銅の体積は1.12cm3の密度
B 5.0gの銅の体積は0.56cm3の密度
それぞれの答えは8.93g/cm3、8.9g/cm3となるのですがAはBを二倍しただけなのに答えの数値が変わってしまうのは変な感じがします・・・。どう理解すればいいんでしょうか?
Date:2010/03/06 9:33:24
[この記事への返信]

相変化によるエントロピー変化
By:かえでこのHPでいつも助けられています。今回もよろしくお願いします。
熱学の本などで物質の沸点における蒸発に伴うエントロピー変化が、蒸発熱/沸点として計算されています。一方で、「その種の計算は可逆過程でなければならない」とあります。どう考えても、蒸発は不可逆過程と思いますが、この点はどのように解釈し、受け入れたらいいのでしょうか?お教えくださ。
Date:2010/02/25 10:15:03
[この記事への返信]
Re:相変化によるエントロピー変化
By:shumエントロピー変化の計算は、熱平衡の、可逆過程の道筋にそって計算します。そうして得られたエントロピー、つまり平衡系のエントロピーは状態量で、その状態によって決まり、変化の経路にはよらない量です。そこで、蒸発の過程も、可逆的に蒸発する道筋にそって蒸発のエントロピー変化を計算し、それは2つの状態の状態量の差ですから、別の不可逆的な過程でも、同じ状態間の変化であれば、エントロピー変化量は可逆過程を通ったときと同じ、となります。蒸発しながら凝集も同時におきるので、ゆっくりと平衡を保ちながら十分に近似的に可逆的に蒸発する過程を考えることができます。
一方、本質的に非平衡な過程のエントロピーはその定義から超難問です。身の回りのことは非平衡であることが多いので、大変興味深い課題ですね。
Date:2010/03/12 16:54:41

等温変化について
By:tokiいつも先生のHPで勉強させて頂いております。40過ぎのもと理系です(!)。
質問させて頂いてもよろしいですか?

実はずっと疑問なことがあるのです。それは気体の等温変化についてです。
ふつの学校の実験室で,シリンダーの中に気体を封入し,ピストンを動くようにしておく。1atm下で気体に熱Qを加えるとこれは等圧変化で,一部は気体が外部にする仕事Wになり,残りは内部エネルギーの増加ΔUになります。
さて,このΔUをΔU=0にするような変化が等温変化なのですが,これはどのような具体的操作を指して言っているのでしょうか?シリンダー内の気体に熱を普通に加えるだけでは必ずΔUが生じてしまうと思うのですが。。。
Date:2010/02/20 17:22:30
[この記事への返信]
Re:等温変化について
By:shum遅くなって済みません。シリンダーに熱源を接触させますが、十分にゆっくり静かに熱を加え、常に平衡状態に極限的に近い状態を保つようにすると考えます。いわゆる準静的変化です。
Date:2010/03/12 16:44:07
Re:等温変化について
By:toki準静的変化ですか。。。
エネルギーは保存するので,極限的には等温変化なるものが起きることはわかるのですが,どうもその辺がしっくりこないのです。
これからも勉強を続けてみます。
どうも有り難うございました。
Date:2010/03/13 22:03:51

等速直線運動
By:ソラ当直直線運動がすべての垂直と並行のもに適応できうるのですか。たとえば川が流れているそれはVという速さで流れている。それと静水対してV2という速さで動く船がある。それがLという長さを川な流れに平行におおふくを住復する時の時間をもとめよということであるけれどそれを考える際にはこれが平行であることから等速直線運動ができていると考えるとなるとVT=Xという式が成り立つそれにたいしてV1とV2があるからこれだけ比較して川にたいして加速。減速するとかんがえるとなるとなるとV2>V1といことがあらかじめわかっているとするなると川にそるから加速するのでV2+V1であり当然住復するから減速してV2-V1ということになるなぜならCは静水にたいして一定のV2という速さで動くからである。それに対してV1は減速するから-V1ということになるのである。
それを踏まえたうえでもう一度等速直線運動を持ちだすとなるとVT=Xであるから移行してT=X/VであるからXはもちろんLのことでありVというのは加速減速しているV2+V1とV2-V1であるからそれらを足してみてT=L/V2+V1+L/V2-V1であるからこれをとくとなるとT=2LV2/V2二乗−V1二乗であるというような問題とかです。これは他のも成り立つのでしょうか?
Date:2010/02/17 6:22:21
[この記事への返信]
Re:等速直線運動
By:shumご説明や用語に整っていない部分がありますが、計算結果は適切だと思います。流れに対して平行でない向きで船を進める場合にも、速度のベクトルを考え、直交座標を設定して、ベクトルの成分ごとの計算を忠実に行う限り、同様な計算で解決することができます。
Date:2010/03/07 1:21:42

コウジカビのコロニーパターン
By:Isk_snbMycoscience,39,379-390,1998を興味深く拝見しました。技術的なことをおうかがいしたいのですが、胞子懸濁液に浸した糸(木綿糸でしょうか)を寒天培地上に、どのように円形に、きれいにおくのでしょうか。御教示いただけたら幸いです。
Date:2010/02/10 13:21:01
[この記事への返信]
Re:コウジカビのコロニーパターン
By:shumどうも本当にありがとうございます。すっかり菌の実験はしなくなってしまいました。Mycoscienceにも、掲載していただけたのはあの論文だけです。お恥ずかしいです。

昔のことで記憶が薄れておりますが、胞子懸濁液にひたして胞子を塗り付けているのは白金線です。円形に接種するのは、コンパスで望みの直径の円を書いて、その上に大型の円形シャーレを乗せ、蓋をあけたシャーレの上から、円から接種線がそれないように気をつけながらフリーハンドで胞子液を塗布していたと思います。自宅なのでちょっと確認できないですが、確かそうしていたと思います。

寒天濃度が低い場合の実験ですので、培地がほとんど透明の状態です。

接種線を直線にするときは、望みの長さのカバーグラスを用意して、滅菌して寒天の表面に差し、ガラスにそって接種線を引いていました。

しかし、あれだけ大きな円となると適当なものがないので、描いた円の上をそっとなぞっていたと思います。全く素朴なことで、大変恐縮です。直線接種をさかんに繰り返していました。そこから、9 cm の小さいシャーレで弧状にフリーハンドで接種してみて、おもしろいので、大きなシャーレを購入して大円を描いてみた、というような経緯でした。
Date:2010/02/10 23:29:56

最小二乗法
By:tanaka最小二乗法を求めたいのですが、何度実験で得た数値を記入してもデータエラーがでます。
データのやYの値の個数を何度も確認しているのですがエラーが出続けます。
何が間違っているのでしょうか?
Date:2010/01/25 23:00:41
[この記事への返信]
Re:最小二乗法
By:shumhttp://topicmaps.u-gakugei.ac.jp/phys/exp/utility/fit.html のページでしょうか。ご迷惑をおかけします。
入力を半角の数字でお願いします。0が入ると不都合があるので、0を入れたいときは、0.000000001などと誤差の見積に差し支えない程度にずらしてください。特に、対数をとるとき、1の対数をとると0が入ります。
ちょっと中途半端なプログラムで恐縮です。
Date:2010/01/28 0:04:15

伝熱用語
By:渇蔵菌伝熱に関する用語ですが,工学系では対流熱伝達,顕熱伝達という用語が用いられ,理学(環境科学系)や物質移動論の分野では,対流熱輸送,顕熱輸送のような用語が用いられているように思われるのですが,実質的には同義とみなしてよいのでしょうか?
Date:2009/10/25 19:36:39
[この記事への返信]
Re:伝熱用語
By:shum同義だと思います(思う,というのは,使い分ける方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないから)heat transferなど「伝達」はtransfer。「輸送現象」はtransport phenomena。後者の方がすこしミクロなモデルや統計力学的扱いのニュアンスが強いかもしれないが,物理的実体は同じだと思います。

用語や記号の選び方などの歴史は分からないですね。知的興味としては興味あるところですが,,,
Date:2009/10/31 22:05:44

ふと気がつくと
By:ロッチふと気がつくと、相対論の基礎は楕円で、中高生の初等幾何でした。
雑なページ説明ですが、著作権等はないので、吟味をお願い致します。
優秀な方々に活用していただけたらと思って、お知らせいたします。
ここ掘れ、ワン!ワン!
http://www7b.biglobe.ne.jp/~rotch/
難しいことはよく分からない普通の門外漢です。
Date:2009/10/20 12:30:51
[この記事への返信]

W=Δk と W=ΔU の関係について
By:九州男「エネルギーの原理」(物体がされた仕事:W=運動エネルギーの変化分:Δk)と「位置エネルギーの差:ΔUが仕事:Wを表す」について伺います。
(両者)は、いったいどのような関係にあるのでしょうか?
(後者の 位置エネルギーの差 という記載も、「エネルギーの原理」に該当するということですか?)
(即ち、「エネルギーの原理」とはW=Δkだけではなく、W=ΔUもこの原理に該当するの意味ですか?)

∴ W=Δk=ΔU の関係があるのでしょうか?
Date:2009/10/07 21:16:18
[この記事への返信]
Re:W=Δk と W=ΔU の関係について
By:shum「エネルギーの原理」,私は「仕事−運動エネルギーの原理」と具体的に呼ぶ方が好きですが,これは,外力の合力がする仕事の分だけ,物体の運動エネルギーが増加するというものです。これは外力の種類によらず成立つ関係です。

ポテンシャルエネルギー(物体が潜在的にもつエネルギー,位置の関数なので位置エネルギーとも呼ばれる)は,物体に作用する外力が保存力の場合にのみ定義できます。保存力とは,エネルギーが保存されるような力です。そのような力が物体にする仕事は,物体が仕事をされながらどのような経路で移動しても,仕事が初期位置と最終位置だけで一定値に決まります。摩擦力や空気抵抗力などはこれに当てはまりません。

そのようなポテンシャルエネルギーUは,仕事Wを用いてΔU=-Wとなるような関数として定義されます。「仕事−運動エネルギー原理」と合わせるとΔU+ΔK=0となり,運動エネルギーとポテンシャルエネルギーの和は常に変化しない,一定値を保つ,という力学的エネルギー保存則が導かれます。そのような保存則を成立たせるようなエネルギー関数を定めたということになると思います。

ΔU=-Wという形はちょっと分かりにくいので,ΔU+W=0,すなわち,物体が保存力を受けて運動しているとき(正または負の仕事をされているとき),保存力の仕事と加算したとき,それらの和が一定値を保つようなエネルギー,それがポテンシャルエネルギー,と考えてもいいかなと思っています。

W=ΔK, W=ΔUでは,K=Uで同じものになってしまいますね。W=-ΔUです。
Date:2009/10/31 21:54:42
Re:W=Δk と W=ΔU の関係について
By:shum少し補足します。W = ΔK, W = -ΔU という関係式でのWは物体に作用する外力による仕事(特に後者は保存力の外力による仕事)です。W = ΔK では,物体は仕事をされる過程で運動エネルギーが変化するということです。W = -ΔUでは,物体が(正/負の)仕事をされる過程で,物体の持つポテンシャルエネルギーが減少/増加するということです。

ところで,物理の議論の仕方としてよくあるのが,物体に仕事をしてポテンシャルエネルギーをあたえておくというものです。具体的には位置を変えてやることでポテンシャルエネルギーを事前に変化さえておく。物体を高い位置に持ち上げてW=mghの正の仕事をしてやれば,物体はΔU = mghだけポテンシャルエネルギーが増加する。バネをΔxだけ伸ばしたり縮めたりすると,バネに正の仕事W=kΔx^2/2を加えたことになり,するとバネのポテンシャルエネルギーがΔU=kΔx^2/2増加する。そうしておいて,その物体を保存力の外力のもとに自由にしてやるとポテンシャルエネルギーを運動エネルギーに変換しながら動いていく。このとき力学的エネルギー保存則に従いながら動く。

この話の前半にでてきた,あらかじめ物体の位置を変えてポテンシャルエネルギーを変化させるために必要な力と,後半の保存力のもとでのエネルギー変換とは区別して理解する必要があります。
Date:2009/11/01 21:55:38

ニュートンの第三法則
By:hiro子供がある力でワゴンを引いて加速させる。ニュートンの第三法則によればワゴンは大きさ等しく反対方向の反作用力を子供におよぼす。ワゴンはどうして加速できるのか?

この問題の答えを教えてください。
Date:2009/03/23 13:54:41
[この記事への返信]
Re:ニュートンの第三法則
By:shumなぞなぞタイプの問題です。ワゴンに作用する外力は子どもが及ぼす移動方向の力と,鉛直方向の重力および地面からの垂直抗力です。鉛直方向には重力と垂直抗力が釣り合うので,浮きも沈みもしない。しかし,水平(かどうかは分かりませんが)方向には子どもによる外力しかないので,ワゴンは0でない加速度を持ちます。もう少し細かくは,運動方向と反対の方向に摩擦力が作用するので,子どもの力と摩擦力の合力に比例する加速度を持つでしょう。

ワゴンは子どもに反作用力を及ぼすので,子どもは後ろ向きのの力を受けつつ,足で地面を押して地面から前方への力を受けるので,これらの合力で前方への加速度を持つでしょう。

ニュートンの第3法則と力の釣り合いとを混同してしまいやすいので,わざわざ混同したクイズを出して混乱を解決させようという出題意図でしょう。逆に,素直に理解している人には意味不明なクイズになってしまうおそれがあります。
Date:2009/10/31 21:27:00

樹脂の温度依存性
By:HNER樹脂の温度依存性を算出したいのですが。
Andrade式:η=A・exp(E/RT) を用いた算出方法を教えて下さい。
既知は実際の粘度(室温)のみで、それ以外は不明です。
宜しくお願いします。
Date:2009/02/24 16:14:48
[この記事への返信]

亜鉛と鉛
By:結衣鉛イオンは中、塩基、酸性の条件下で硫化物イオンと反応し沈殿を生じるますが、亜鉛イオンは塩基性のみでしか沈殿を生じません。これはなぜなのでしょうか。
是非ご教授ください。
Date:2009/02/08 0:56:01
[この記事への返信]

By:t水に溶けるものと溶けないものの(液体)違いが分かりません。比重だけじゃ説明はつきませんか?どうして塩は比重が2以上あるのに水に溶けるんですか?アルコールが水に溶けるのもよく分かりません。解答お願いします。
Date:2009/02/01 19:26:23
[この記事への返信]
Re:水
By:shum比重は水のような標準物質との密度比(比重を測る物質の密度/標準物質の密度)です。従って、水との比重が大きい物質は、水より大きな重力がはたらくので、重力以外の力が関係しない場合には沈降しやすいことになります。

しかし、大抵の場合、分子レベルでは重力よりも電気力の方が遥かに大きな効果があります。水では、酸素が水素の電子を引き寄せていて、酸素は負に帯電し、水素は正に帯電した状態になっています。分子の中で正負の電荷が偏っている「電気的双極子」になっています。水分子同士は、互いの負極の酸素と正極の水素の間で引き合いがおこり、「水素結合」とよばれる強い引力相互作用があります。水に塩を溶かすと、塩は水分子に衝突されてイオンに分かれ、正イオンには水分子の酸素側が取り囲み、不イオンには水分子の水素側が取り囲み、引力を及ぼし合うと同時に、イオンの電荷を遮蔽するので、正イオンと負イオンがふたたび引き合って結合しにくくなります。このため、塩は水によく溶けます。

アルコール分子にも酸素と水素が結合した部分があり、この部分が水分子と水素結合します。つまりアルコール分子と水分子がくっつくことで、アルコール分子同士だけで結びつき合わなくなるから、水の中に均一にアルコール分子が広がってしまう。砂糖の場合も同様で、砂糖分子の中に酸素と水素の結合があり、水分子と水素結合して散っていくことになります。

水と油のような場合、水と油の間の引力は弱く、水同士の引力の方が遥かにつよいので、油は、水同士の仲間の結束からはじき出されてしまう(その方が安定に存在できる)、その上で、水よりも比重が小さい油は浮かび上がってしまう。
Date:2009/02/03 21:57:39
Re:水
By:t分かりやすく解答して下さってどうもありがとうございました!
Date:2009/02/07 10:12:38

熱力学第一法則について
By:教えてください熱力学第一法則は教科書によって儷=Q+WやQ=儷+Wと表現されています。どちらの式が一般的なのでしょうか。この二つのの式は同じには見えません、なぜ二つの表現のしかたがあるのですか。
Date:2009/01/23 1:00:16
[この記事への返信]
Re:熱力学第一法則について
By:shum私も学生時代に悩まされました。記憶しにくくて。

Wを、外界が考えている系にする仕事と定義するときは前者。Wを、系が外界にする仕事と定義するときは後者となります。

しかしもう少し発想に違いがあります。
前者では、系に熱や仕事を加えて内部エネルギー変化させる、というようなストーリー。
後者では、系に熱Qが流入するとき、系は内部エネルギー変化すると同時に外界に仕事もする、というストーリーです。

どちらも結果として表している法則は同じです。ただ、系が仕事をするか、系が仕事をされるかによって、仕事の正負の符号が変わります。Wの記号に、どちらがどちらに、という添字でもつければよいですが、ついていないときは周囲の文脈から判断する必要があります。

力学で仕事を導入するときは、運動している物体に外力が仕事をする、それゆえ物体のエネルギーが変化する、というストーリーの展開があるので、お示しの関係式でいえば前者に近いといえましょう。

私は現在は後者の方で授業などをやっています。自分自身、後者の関係式を「収入=貯蓄+支出」と置き換えて理解することで、いきなり迷いなく記憶できたので、便利だなと思いました。系が定圧で膨張するときにWが正の値というのも迷いなくイメージがつながりましたので。

もう少し学習が進んで、熱力学を数学的に理解する段階になると違う観点からの理解が必要かもしれません。前者の関係式は、熱力学第一法則を、「内部エネルギー」という量が存在することを示す「法則」なのだ、と捉えることになるでしょう。こうした思考は物理の初学にはなじまないと私は思いますが、理論に軸足をもつ著者は前者を自然と思うのかも知れません。興味深いですね。
Date:2009/01/25 23:21:45
Re:熱力学第一法則について
By:shum前者のΔU=Q+Wについてもう少し補足します。

熱力学第1法則はエネルギー保存則です。保存量とは、一定値を保つ量のことです。そのような量は変化しない、ということで、力学的エネルギーE (Eは運動エネルギーとポテンシャルエネルギーの和)について、その保存則は、ΔE=0と表すことができます。

熱力学第1法則では、系に加えられた熱Qと仕事Wの両方を含めて、エネルギー保存則を拡張します。そこで、系の内部エネルギーUは、いつも一定でΔU=0ではなくて、系に加わるQとWだけの変化をする、ということで ΔU = Q + W という関係式で保存則が表されます。

このQ, Wはどちらもエネルギーの移動形態ですね。そして、Uは系が持っている量。

熱力学的系は、圧力P、体積V、温度Tといった状態量でその状態を表すことができます。そして、系の状態をあらわすのに、これらの状態量を変数とした熱力学関数が用いられます。内部エネルギーUは熱力学関数の一つです。他に、自由エネルギー、エンタルピーなどといった熱力学関数があります。

系がどんな平衡状態にあるかは、状態量や熱力学関数で特徴づけられます。そして、また別の平衡状態に移ると、状態量と熱力学関数の新しい値でその状態が表されます。新たな状態は、その前の状態からどんな経路を経て変化してきたかには依存しません。従って、内部エネルギー変化ΔUは、変化前の内部エネルギーUiと変化後のUfとの差として表され、途中経過には依存しません。ΔU = Uf - Ui です。

一方、系に加わる熱Qと仕事Wは経路によらないとは言い切れません。力学での、エネルギーと仕事との関係と同様です。しかし、それでもΔU = Q + Wという関係が成り立つというのが、熱力学第1法則ですね。

微小な熱や仕事によって、内部エネルギーが微小に変わるときは微分の形で関係式を書きます。熱力学関数であるUは、その変数である状態量P, Vなどで決まる量なので、Uの微小変化は、数学の全微分というもので扱えて、dUと書かれます。一方QやWは、PやVといった状態量の関数ではないし、経路に依存する可能性もふくめられるので、Uとは同じに書かず、d'Q、d'Wと表現されます。そこで、微小変化についての熱力学第1法則は、dU = d'Q + d'W と書かれます。

このように、保存量とか状態量など、論理的な枠組みに軸足を置く方が理解しやすい、表現がすっきりしている、と考えるなら、ΔU = Q + W という表現が好ましいでしょうね。

Q = ΔU + W は熱機関をイメージするような、エンジニアリングマインドにはより好ましいかな?
Date:2009/01/26 11:04:15
Re:熱力学第一法則について
By:教えてください質問に答えてくれた方、わかりやすい解説ありがとうございました。よく理解できました。
Date:2009/01/30 16:02:35

温暖化ガスについて
By:うえの空気中で熱が伝導するためには、窒素・酸素以外の1%にも満たない分子・原子がブツカリあって伝導していく。これは正解でしょうか? 又、O2・N2等は加熱しても熱を持たないのでしょうか?その場合の原子の動きを教えて頂けませんか?
Date:2008/12/15 13:06:12
[この記事への返信]
Re:温暖化ガスについて
By:shum空気中の熱伝導に、酸素や窒素分子が寄与しないということはありません。温度20°、1気圧くらいの場合、例えば窒素分子では、各窒素分子は1秒間に20億回くらい周囲の空気分子と衝突します。それでも液体や固体の状態に比較すると、気体は熱伝導性が低いです。

また、熱や温度は多数の分子原子の集団に対して考える量です。温度は平均的な分子運動の激しさに関係します(常温の大気などは理想気体に近いので、温度は分子の平均運動エネルギーに比例するととらえてよいと思います)。ミクロな、個々の分子が、「熱的エネルギー」を持つ、という捉え方はできないと思います。
Date:2008/12/16 22:20:01

熱伝達について
By:教えてください熱伝達とは、3つある伝熱の一つではないのですか?

伝熱・・・
1.熱伝導(物質内での熱移動)
2.熱伝達(直接接触している物質間での熱移動)
3.輻射:放射(接触していない物質間での、電磁波を介した熱移動)
は、間違ってますか?
Date:2008/12/10 14:28:30
[この記事への返信]
Re:熱伝達について
By:shum熱伝達(heat transfer)は熱の移動現象全般を指す言葉として使われます。伝熱は工学で一般に使われる用語で、熱伝達と同義と思われます。伝熱(熱伝達)には、熱伝導、対流、放射の3つの形態があります。対流はエネルギー密度の高い物質が低い物質中へと流れる物質流をともなう伝熱です。放射は電磁波(特に赤外線)によるエネルギー伝達です。熱伝導は、巨視的な物質流を伴わなくとも、分子原子、あるいは自由電子の衝突を通じてエネルギーを伝達する現象です。
Date:2008/12/16 22:30:55
Re:熱伝達について
By:通りすがり熱伝導は、Conduction の
熱伝達は、Convection の
放射は、Radiation の
の日本語訳ですね。
熱移動全般を指す heat transfer に対応する語は 伝熱 になります。
convection は、伝送・伝達という意味なので、日本語にするとややこしいのでしょう。
また、従来convectionは、対流(狭義の意味)とされてきましたが、(広義の意味での)対流的な熱移動に留まらない概念であるため、convectionの一例としての対流とされるようになっているようです。
Date:2008/12/17 18:33:04
追記
By:通りすがりすみません、参考リンクを忘れていました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Heat_transfer
Date:2008/12/17 18:34:15


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